寝たままの洗髪

お風呂場や流しに移動できない場合、寝床の上で寝たまま、洗髪をしなければなりません。


■用意するもの

 たらい(洗面器)、バスタオル・タオル、ビニールシート(防水の敷物)、お湯、シャンプー・リンス、ブラシ、ドライヤー、※ケリーパッド

※ケリーパッドとは、大きめのタオルをくるくると巻いていき便座の形(U字)にしたもので、できあがったU字にビニール袋をかぶせ、首の下に置いて固定します。

→ 市販されているケリーパッド(介護商品ブログ)


■洗髪のやり方

・布団を折り曲げて頭が半分くらいでるようにします。(ベッドのときは頭だけベッドの外に出す)
・上半身の下にビニールシートを敷きます。
・首にタオルを巻き、胸の上にタオルを置きます。
・ケリーパッドを首の下に置いて、頭を固定します。
・ブラッシングして、髪をなじませます。

・頭の下(実際は、斜め下くらい)に洗面器を置きます。
・上からゆっくりと髪にお湯をかけていきます。
・十分に濡れたら、シャンプーで洗います。
・泡をしぼりながら、すすいでください。(すすぎ残しに注意)
・タオルで水気をきってから、ドライヤーで乾かしてください。


■ドライシャンプー

水やお湯のいらないシャンプーです。

「介護商品」の紹介

→ ドライシャンプー(ボトルタイプ)
→ ドライシャンプー(スプレータイプ)
→ (ふくだけ)ウェットティッシュ


シャンプーなどが合わず、頭皮に湿疹などが出るときは、蒸しタオルで頭を拭きます。


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