訪問入浴

訪問入浴(介護)では、寝たきりや移動が困難な方の入浴介助のために、浴槽を搭載した訪問入浴車で利用者の居宅に訪れます。全身入浴が困難なときは、清拭や部分浴も可能です。

スタッフは3名(看護師を含む)で、入浴のほか、前後の健康チェック、爪切りやお肌のケア、シーツの交換なども行います。

介護保険の適用がある場合、料金は、1割負担で約1,000円前後。



タグ:訪問入浴

陰部の洗浄

陰部の洗浄を行います。

準備するものとしては、

・洗面器
・お湯(38〜40℃くらい)
・タオル
・ガーゼ
・石けん
 ※刺激の少ない、ベビー石けんや無添加のもの
→ 「無添加ボディーケア」へ

必要があれば、
・ゴム手袋
・洗浄器(シャワーボトルなど)

流れ

@家の中であっても、カーテンを閉めます
A下半身の服や下着を脱いで、上半身にはタオルを置きます
B股を拡げて、ひざは立ててもらいます
Cガーゼに湯を含ませて、石けんをつけます
D陰部にお湯をかけて洗います
 ※強くこすらないこと

女性の場合、
・ガーゼで、必ず上から下に(尿道口から肛門へ)
・大陰唇を広げて洗います
(ひだの間に汚れがたまりやすい)

男性の場合、
・陰茎を洗います
(包茎の場合は、包皮をめくり恥垢の溜まりやすい亀頭部下を念入りに)
・陰嚢の裏側を洗います

Eお湯で石けんを落とします
F乾いたタオルやガーゼで水分を拭き取ります
 ※殿部に水が溜まっていないか確認
G新しい下着をつけて終了します

シャワーボトルなど使用後は、
(排泄物を流した後などは特に)
消毒液で拭いたり、浸けて、汚れを落としてください。


タグ:陰部 洗浄

肌荒れ対策に

 お肌の荒れ・かぶれが目立つようなら、刺激の少ない、無添加や天然素材の石鹸・ボディソープやクリームなどを試してみましょう。

「無添加でのボディーケア」商品一覧へ

入浴前のチェック

入浴は、よい気分転換になります。
できれば、週2回を目安にしましょう。
基本的には、熱すぎず、長すぎずが重要です。

■お湯の温度は、38℃〜40℃
(高血圧、心臓疾患の場合は、38℃以下で)

■入浴時間は、
湯につかる時間は、5分以内。
体を洗ったりも含めて15分くらい

【入浴前に確認すること】

・顔色に異変はないか
・体温は高くないか
・血圧に変化はないか
・脈拍は安定しているか
・皮膚にかぶれなどないか

食後すぐの入浴は避けましょう。(食後1、2時間後)
また、排泄をすませた後がいいでしょう。
タグ:入浴