介護事業所等向けの新型コロナウイルス感染症対策等まとめ(厚生労働省HP)

新型コロナウイルス時代に介護事業は、どう継続していくのでしょうか?

厚生労働省が、そんな疑問にお答えしてくれます。

詳しくは、厚生労働省のホームページ内に
介護事業所等向けの新型コロナウイルス感染症対策等がまとめられています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/taisakumatome_13635.html

有効な情報を事業に役立てましょう。


待機老人

気に入った老人ホームを見つけても、すぐに入所することは難しく、特に、都市部の特別養護老人ホームでは、入所待ちが何百人もいるというのが現状のようです。これでは、空きが回ってくるまで十年近く待たなければ・・・ということになってしまいます。

ちなみに、特別養護老人ホームへの入居待ちが殺到する理由としては、民間で運営される施設に比べて費用が安いこと、新規参入が難しいため新設されないことなどが挙げられます。

【入所の優先順位】

入居者の優先順位は、通常、ポイント制となっていて、ポイントの高い方から順番が割り当てられるようです。

たとえば、

・本人の介護度が「5」である
・介護者がいない
・介護者・同居人が障害者や要介護者である
・住宅がない

などに当てはまる方のポイントは高くなります。

なんとか、「待機老人」問題の一刻も早い解決が望まれます。

介護施設のおむつ代免除

介護に関する費用の中で、おむつ代はけっこうな額になります。居宅介護の場合は、自治体からおむつ給付金などが出る場合があるのですが、入院・入所だと、補助がないのが一般的です。

ただし、介護保険施設等は、介護保険給付対象に入るので、おむつ代を免除されます。

介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
介護老人保健施設
介護療養型医療施設(療養病床)

※入所前に、施設に確認してください。

生活支援ショートステイとは

生活支援ショートステイとは、

介護保険サービスの対象とならなかった高齢者が、介護者の事情などで在宅生活が困難な場合や、介護者の心身の負担軽減を図る場合などに、特別養護老人ホームを一時的に利用できるサービスである。

生活支援ハウス

■生活支援ハウス

 老人デイサービスセンターに居住部門が併設され、独立して生活するには不安のある高齢者に対して低料金で介護、住居、地域住民との交流の場などを総合的に提供する施設。(自炊も可能)

 対象は、60歳以上の一人暮らし、または夫婦など。

 通常は、3か月以内の一時的な入居になります。(たとえば、介護する家族が長期入院しなければならないケースなど)

軽費老人ホーム

■軽費老人ホーム

 自炊ができない程度の身体機能の低下があるか、または高齢などのため独立して生活するには不安がある人で、家族による援助を受けることが困難な低所得高齢者が入所できる施設

【A型】
 給食のサービスを受けることができる施設

【B型】
 自炊ができる施設

【ケアハウス】
給食・介護サービスを受けることができる施設
(入居したまま外部の介護サービスを受けることができる)

老人ホームの種類

入所型の老人ホームには、利用者側と施設側とが直接「入所契約」を結び入所する施設と、地方自治体が窓口となり入所者を決定する施設(養護老人ホーム)があります。


■有料老人ホーム

 高齢者が入居して、食事や介護の提供、洗濯掃除などの家事、健康管理などのサービスが受けられる施設で、65歳以上の高齢者が集団で生活することを目的としています。

【住宅型】
 介護が必要になった場合、訪問介護などの介護サービスを利用しながら、施設での生活を継続することが可能。
【介護付】
 介護が必要になっても、施設が提供する介護サービスを利用しながら、施設での生活を継続することが可能。


■特別養護老人ホーム

 自宅での介護が困難な高齢者が入所できます。地方公共団体、社会福祉法人のみが設置可能です。


そのほかにも、


■グループホーム

 認知症のある入居者と介護者が協力しながら共同生活を送ります。ただし、病気が進行した場合は、退去することもあります。


■ケアハウス

 60歳以上の自立した高齢者が入居します。ただし、介護が必要になった場合は、退去しなければなりません。
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高齢者向けの賃貸住宅

高齢者にとって、住まいは重要になってきます。
できるだけストレスの少ない生活を目指しましょう。

高齢者向けの賃貸住宅には、様々なタイプがあります。
ただし、入居後に介護が必要になったり、在宅介護が困難になった場合は、福祉施設への住み替えなどが必要になります。

■ 高円賃(高齢者円滑入居賃貸住宅)
高齢者という理由で入居者を拒まない民間賃貸住宅

■ 高専賃(高齢者専用賃貸住宅)
高齢者世帯に賃貸する民間賃貸住宅
※特定施設入居者生活介護の指定を受けた住宅は、介護サービスを受けることができます。

■ 高優賃(高齢者向け優良賃貸住宅)
地域優良賃貸住宅(高齢者型)
バリアフリーなどの高齢者向け仕様で市が認定した民間賃貸住宅。所得に応じて家賃補助が受けられる場合もあり。
※特定施設入居者生活介護の指定を受けた住宅は、介護サービスを受けることができます。

■ 市営住宅などのシルバーハウジング
生活援助員の派遣などがある家賃の低い市営住宅
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